6月4日放送の人生の楽園では、東京都と福島の鮫川村で二地域居住(季節移住)を楽しむご夫婦が紹介されました!季節移住とはどのような生活なのでしょうか。メリット・デメリットなどをまとめてみました!
東京都福島に交互に住む夫婦
今回の人生の楽園の主人公は、冬は東京、春から秋は鮫川村で田舎暮らしと、二地域居住で季節移住を楽しむ栗原勇三さん(71歳)と妻の幸子さん(68歳)です。
栗原さんは東京出身でしたが、福島県鮫川村と東京の人たちとの交流をとりもつうちに、自身も鮫川村に住んでみたいと考えるようになり、季節移住生活を始めたとのことです。
栗原さん夫妻のように、楽しく二地域で暮らすには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
季節移住とは
季節移住とは、主に夏季と冬季で住む地域を変えて暮らすライフスタイルです。
2地域居住と言ったりもするようです。
夏季の暑い時期には涼しい場所、寒さが厳しくなる冬期には温暖な場所に居を構えます。
例えば、夏期は北海道や東北、標高の高い地域などで生活。
冬期は、沖縄や四国などで快適に過ごすことが出来ます。
季節移住のメリット
季節によって住む場所を変えるということは、その季節の厳しい部分を避け一番いいところが味わえる場所に住むということです。
夏の生活に支障をきたすのは暑さです。
季節移住をすれば比較的涼しい場所で避暑をするので、例えば気温が高すぎて野外での活動を制限されるといったようなことがなく、活動的に過ごせます。
また、仕事をしている場合などは仕事が捗ったりというメリットもあります。
冬は寒さと同時に、雪深い地域の場合は雪による生活の支障を避けることができます。
季節移住のデメリット
季節移住のデメリットは、主に3つ在ると考えます。
まずは、「コスト」と「メンテナンス」
そして「セキュリティ」です。
コスト面でのデメリット
季節移住は、いわゆる「二重生活」というライフスタイルになります。
二箇所で生活するということは、住む場所も2つ居るということになりますね。
それに伴う様々なコストや手間が発生することが一番のデメリットとなります。
それぞれの場所に住む季節だけ、その地域に家を借りる事ができれば、コストを抑えることが出来るのですが、なかなかそうも行きません。
多くの場合は二箇所に家を借りることになりますので、家賃が二倍かかるということになります。
また、家賃だけでなく、水道光熱費については基本料金というものがあります。
もちろん住んでいない間も、水道光熱を使用せずとも基本料金はかかりますので、二箇所分支払う、もしくはその都度水道局や電力会社に電話して契約を止める手間がかかります。
また、下記でしるすメンテナンスやセキュリティの面を解決する上でもお金がかかる場合があるといえるでしょう。
メンテナンス
長い間片方の家を留守にするということは、その間の家のメンテナンスも考慮に入れなければなりません。
例えば寒冷地は、冬に水道が凍結します。
そのままほうっておくと、水道管が破裂してしまうため、家を去る前に「水抜き」していく必要があります。
また、夏に留守にする方の家は、草が生い茂ったりする可能性がありますので、草刈りを予めしてから避暑へ向かったりと、留守の間の手入れはしっかりしておく必要があります。
セキュリティ
留守宅は空き巣などに狙われやすく、長期で留守だとわかると防犯上とても危険な状況ということが言えます。
予め近所の方と仲良くして、留守中気にかけてもらうとか、警備会社と契約して見回りをしてもらうといったことが必要な場合もあります。
キャンピングカーなら手軽に移住生活?!
これらの住居に関するデメリットを解消する方法がひとつあります!
それは、キャンピングカーを活用することです!
キャンピングカーであれば、住居ごと移動することができます。
そして、移住先を決めずとも、毎年違う場所に行ける身軽さもありますね^^
ただし、住居スペースはすこし手狭になるので、そういったことが気にならない方に限られると思います。
情報収集サイト
何はともあれ、移住にはまず情報収集がかせないようです。
ひとまず移住先の県がだしている情報などを確認してみることが大切なようです。
移住先として人気の北海道や沖縄では、官公庁以外の業者などに悪質な仲介などをされてトラブルにあっているケースもあるので、まずは公的な機関が発信している情報を確認した上で、そういったサービスを利用するようにしましょう。
▼北の大地への移住情報(北海道同庁の移住支援のページです。)
[blogcard url=http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/uiturn/iju-soku.htm ]
▼沖縄県庁移住情報
[blogcard url=http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/chiikirito/10066.html]
まとめ
こちらの関連記事もどうぞ
山梨へ二地域居住や移住するには?農業支援や空き家バンクなど【人生の楽園】
とても魅力的で、夢の様な季節移住生活ですが、実際やるとなると費用面やセキュリティなどハードルもそれなりに在るということがわかりました。
移住を考え始めたら、できるだけ早めに沢山の情報をあつめて、少しずつ移住に備えていきたいですね!
コメント