2016年4月15日、深海の巨体メガマウスが三重県沖で網にかかり捕獲されました。体長はおよそ5メートル。尾鷲港にあがったこのメガマウスは、まもなく地元の漁師さんが落札したとか。メガマウスとはどんな魚?なのでしょうか。
メガマウスとは
メガマウスとは、深海に住む巨大なサメです。(ネズミザメ目メガマウス科)古くは大口鮫と呼ばれていたそうです。
最大の特徴は、その大きな口と頭。
外見に似つかわしくなくプランクトンを餌にしています。
発見されたのは、これまでで世界でも50例ほど。
うち日本では15例ほどの発見がありました。
大きさは大人で最大7メートルほどにもなるといわれています。
2016年4月15日 三重県沖に上がった個体。
60年魚屋のオヤジも初めて見たって!
メガマウス 生でみにきましたーー pic.twitter.com/ypB0gVUHFZ— 次戦 アウトサイダー5/29 (@louoly_o0) 2016年4月15日
地元であがったらしい
メガマウス やべえ。 pic.twitter.com/Z8FWjA5P6f— DAIGO (@Big5_O) 2016年4月15日
体長は約5メートル
今朝、尾鷲でメガマウスが上がりましたぁー地震嫌がるサメらしいー
巨大地震こっちにも・・・ pic.twitter.com/kxcyZuRWiu— 次戦 アウトサイダー5/29 (@louoly_o0) 2016年4月14日
地震との関連は?
メガマウスは昔から地震と関連性があると言われていて、メガマウスが打ち上がる、もしくは捕獲されるとその前後に地震が起きると言われていました。
メガマウスにかぎらず、リュウグウノツカイやダイオウイカなど、深海の生物の風貌はどこか非日常的で奇妙であることからそのように言われているだけなのかもしれません。
また、捕獲例も極端に少ないことから、その姿を目にした漁師さんや浜の人たちは恐れおののいたのでしょう。
しかしながらまったく地震と無関係かというとそうではなく、これまでに関連性を否定出来ない現象も現実には起きています。
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1995年1月に阪神淡路大震災(マグニチュード7.3)が起こる前年の年末には、福岡市の砂浜にメガマウスが打ち上がっています。
また、2005年に起きた福岡西方沖地震(マグニチュード7.0)の2ヶ月前には三重県沖で捕獲。
2011年の東日本大震災(マグニチュード9.0)の際にはまた二ヶ月前に三重県沖にて発見されています。
このように改めてしらべて見てみると、なかなか迷信や偶然と言うにはぴったりとメガマウスは私達の前に姿を表しています。
ちなみに、福岡市にあがったメガマウスは、現在はホルマリン漬けの処理がされ、液体標本となっています。
「海ノ中道水族館 マリンワールド」で見ることができるそうです。
▼メガマウスの標本が展示されている水族館についてはこちらをどうぞ
[blogcard url=http://kiroku.work/1023.html]
まとめ
このような例をみると、あながち迷信などではなく、関連性を認めざるをえないのかもしれません。
むしろ予兆現象としてそれを活かし、研究を勧めて地震予知が出来るようになれば素晴らしと思います。
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