愛媛県内子町の竹細工工房、「武工房」(たけこうぼう)が12月17日の人生の楽園で紹介されました!竹細工のお値段や場所、営業時間などを調べてみました!
技術者から竹細工職人へ
「武工房」の主は、大阪でサラリーマンとして技術職をしていた武智壽夫さん(65歳)です。
武さんは、現在武工房がある内子町の隣町にある、大洲市の出身で、古くからの建物が残る内子町には以前から憧れていたのだとか。
サラリーマン時代、トライアスロンが趣味で打ち込んでいた武さんでしたが、50代半ばに怪我で断念。
それを機会に新たに出会ったのが竹細工だったのだそうです。
「やるなら本気で」がモットーの武さんは、すぐに京都の伝統工芸大学校に入学、若者に混じって誰よりも熱心に竹細工を勉強したそう。
そして定年退職後、竹細工で生計を立てることを決意するにあたっては、好きだったお酒もやめて取り組んだということなので、その本気度が伺えます。
現在は内子町の歴史ある佇まいの中で、ガラス戸も開け放ってオープンなスペースで作業している武さんの姿が見られます。
観光客のみなさんともきさくに交流しながら竹細工を編む日々です。
竹のバッグや竹細工の値段、通販は?
まず、通販についてですが、武さんお一人で作られており、量産は出来ないため、基本的には行っていないようです。
どうしてもという方は、下記の連絡先に問い合わせてみると良いと思います。
そして、お値段です。
竹細工は、本来とても高価なものです。
それは、細かい網目を一つ一つ丁寧に職人さんが編んでいるから。
また、竹には独特の特性があって、毛糸で編むように一筋縄には行かないこともあり、熟練の技が求められます。
武さんの工房の竹細工も例外ではなく、日常に使うにはちょっと高価なお値段かもしれません。
ですが、竹のバッグ一つにしても、制作におよそ二週間かかるとも聞けば、むしろそんなお値段で良いの?
と思ってしまうほどです。
竹のバッグは和装にも洋装にもよく合う、趣ある素敵な佇まいですね。
武工房製品の値段
竹のバッグ 20,000円~60,000円
椅子 15,000円~
茶托 2,000円
箸 700円
なかには漆で加工した竹細工もあるとか。
福岡県の久留米の伝統工芸、籃胎漆器(らんたいしっき)のような感じでしょうか。
ちなみに、武工房の竹製品は、九州産の竹を使っているそうですので、食品につかうお弁当箱やザルなども安心して使うことができますね。
武工房の営業時間やアクセスなど
竹工芸 武工房
住所 喜多郡内子町内子城廻235
電話番号 090-3161-8645
営業時間 9:30~18:00
定休日 不定休
駐車場 なし
まとめ
使えば使うほど味のある色合いになってくる竹の製品です。
一生ものと思って思いきって手に入れてみたいですね。
買いに行けないので、通販できるか問い合わせてみようかな・・・
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